地獄の哲学

無謀な挑戦

お金がなくても幸せ論

お金について考察 ホームレスは不幸

 

お金がないと人は生きていけない。

今生きている人間は、民族を除いてなんらかの金稼ぎをして、それによってお金を得て、衣食住を満たしている。

お金は生活を豊かにすることをたまに否定する人がいる。

ありがちなセリフは

[お金がたくさんあっても、不幸せな人もいるし、貧乏でも幸せな人もいる

]というのがある。

確かにいるかもしれない。

しかし統計的に見て、幸福度調査による裏付けでは、幸福度が低いのはニューヨークのホームレスがダントツで一位だ。

そして、幸福度が1番高いのが、なんでも買える大富豪とそれと並ぶようにマサイ族がランクインする。

お金が無くて幸せな人間の一位はマサイ族ということになる。

これについてよく思うことがある。

確かに学生などがサークルを作って楽しそうにしてるとお金がなくても楽しむ方法はあるといえる。

マサイ族とサークルの特徴は、

生活においての思想が仲間同士一致するということだ。

例えば、吹奏楽のサークルに入っているとすれば、みんなの目的は楽器を練習していい音楽を発表しようという動機が統一される。

こうした、ある意味排他的なサークルを作り、思想と価値観を作り仲間同士共有すれば、幸福の実現は割と簡単に可能かもしれない。

排他的にするというのが実はミソなのだが、日本でこれをあまり金のない状態でやると、かなり貧相になる。極論をいえば、ホームレスの村みたいなもんだ。貧乏な吹奏楽に入りたい人も少ないだろう。出来れば資金力のあるサークルに入りたいと思うのが当たり前だ。

よって、金を稼いで、なにか楽しいサークルに入りましょうてのが割と現実的な幸福の基準になる。